パリ15区(rue Saint-Charles)のブロカント | 2017/02

2年ぶりに来たパリ15区のブロカント。

最近よく買い物をしている男性のスタンド(目玉焼きの浮き彫り皿を買ったところ)で、ウィロー・パターンの皿と、錫合金らしきスプーンを購入。

ウィロー・パターンの皿が何枚か売り出されているなと数ヶ月前から見ていたのだけれど、とうとうこれ1枚のみになっていた。刻印が無いので窯の特定はできないものの、絵のタッチや転写の雑さや器胎の厚みから、19世紀末ごろのフランス製ではないかと推測。

半年前に入手したウィロー・パターンの器には欠けていた2羽の鳥が、ここには仲睦まじく健在。これで「柳、2羽の鳥、橋、楼閣、小舟」のウィロー・パターン5要素はクリアしているのだが、さらに橋の上で踊る3人の人物までいて賑やかである。肝心の柳の描写が… これは果たして柳なのかとアジア人としては疑問に思うレベルではあるが、見ず知らずの東洋に思いを馳せる欧州人には十分オリエンタルな意匠だったのだろう。ウィロー・パターンは、集め始めると止まらない予感のする、少し危険な感じのオブジェである。同じルールをもつテーマのはずなのに、それぞれがかなり個性的に解釈されていて面白いのだ。

さて、もうひとつの買い物であるスプーン。
2年前に買ったコーヒースプーンと似たデザインの柄。

第二帝政様式のデザインだから、1870年頃の品物かな。