Petite Maison de Couture – Anna Ruohonen

1999年より、パリを拠点に活躍するフィンランド人デザイナー、アンナ・ルオホネン。
数年を費やして準備された彼女のブティック『Petite Maison de Couture Anna Ruohonen』が、パリ14区に本日開店。彼女のコレクションをまるごと常時展開するのは、現時点では世界で唯一、このパリ店のみ。

オープン前の内覧会の案内状。純白にエンボス加工のロゴというセンスが、彼女らしい。

メトロ6番線でRaspail駅下車後、Vavin駅方面に向かって徒歩3分ほど。パリらしい古い建築に挟まれた三角柱型の古い物件(各階の床面積はたったの23平米!)が、アンナの伴侶である建築家Pekka Littowのデザインによって、7階層の魅力的な空間に変身。

春の新作がずらりと並んだ、地上階のディスプレイ。ブティックというより、美術ギャラリーに来たような感じがする。

ラックに吊られた服を眺めているだけで高尚な心持ちさえしてくる、洗練された色使い。

彼女は「素材の特性を最大限に生かす」ことを大事にするデザイナーで、ニットのセンスも素晴らしい。

このベージュのニットとスカートのコーディネートなんて、マネキン抱えて逃走したいくらい素敵だった。

ディスプレイの足元を見ると、ガラス越しに地下の「Black Classics(定番コレクション)」の様子が。

地下の様子。石作りの古い壁をうまく生かしてある。

地上階を見上げると、こんな感じ。このガラス天井のおかげで、地下でも明るい。

地上階からのびる階段を上って行くと…

裁断アトリエの階、縫製アトリエの階と続き、

デザイナーの仕事場階(社長室とも言う)、右端に写っているのがアンナ本人。

大通りに面した側が全面ガラスなので、雨天でも快適な明るさ。アンナは「もうここで寝泊まりしたい!」と言う。

社長室の上階は、小さなダイニング&キッチンスペース。天窓の開閉可能な、マイクロサイズのテラスつき。

Alvar Aaltoの花瓶に可憐なチューリップが生けられたテーブルに着くと、

美しい姿のケーキが!

あのCarl Marlettiに依頼した、Petite Maison de Couture Anna Ruohonenのためのオリジナル作品だそう。ブティックの形そのままの三角形に、アンナが好んで使う淡いピンク色と柔らかい茶色のコンビ、さらに銀箔があしらわれている。

チョコレート、赤いベリー類、生姜、ライムの皮というアンナの好物がベース。バランス良くて上品で、アンナの創る服の世界観を、的確に表現している。

このケーキ、ブティックではアンナの顧客に供され、後々は「227 Raspail(ブティックの住所そのまま)」の名を冠して、Carl Marletti本店でも販売予定だそう。

ケーキ側面の薄いチョコレートのフリルは、

アンナのトレードマークとも言えるデザイン。
全身でアンナ・ルオホネンの世界に浸れる、待ちに待たれた空間の誕生、心からおめでとう!

2 Comments

  1. azuki

    素敵すぎますね〜
    今すぐ飛んでいきたい位です
    日本でお目見えするのはいつなんでしょうか???
    待ち遠しい…

  2. paris_saisai

    日本の販売店さんも絶賛募集中のはずなので、日本でもお店ができるといいですよね!彼女は日本も大好きですし…