Fontenay-sous-Boisのブロカント

先々週の木枯らし吹きすさぶ日曜日の午後、パリ東郊外の町、Fontenay-sous-Boisのブロカントへ。

見るだけ見るだけ… のつもりが、思いがけず楽しかった。

木の柄の古び具合が好みな、果実用くり貫きスプーン。

Champignellesと書かれた栓抜き。今でも存在するビールのメーカーのようだ。

1950年代生まれ、キリン印の石けん。

イラストに惹かれて手に取ると、ずっしりと重い… 中には石けんが2個。
「洗濯用兼ボディ用」と書いてあるので、これ1つで何でも洗浄OK。

銃弾のように見える小さなオブジェは、蓋を開けてみたらライターだった。
オイルランプのような仕組み。売り主の男性の父上が若い頃に使っていたそうで、1920年頃のものだ。

不思議な切り込みの入った道具。夫が「オイルサーディンの缶を開ける道具」だと教えてくれた。そういえば、もう少し小さいのは見たことがあるような… 一般家庭用にしては大きいから、業務用?

前日のSaint-Cloudに引き続き、クルミ割りに遭遇。19世紀末のもの。

よりぴったり閉じる、このポジションがヘーゼルナッツ用で、

180度ひっくり返すと、クルミ割り用に変身。1本2役。

表面にクサビ形のキズを付けてすべり止め、なんともシンプルな作り。

我が家のクルミ割りコレクションが、これで4本になった。