パリ18区(rue Caulaincourt)のブロカント | 2016/07

5年ぶりに訪れた18区のブロカント。
知人Gのスタンドを見つけて近寄ったら、私がしばらく血眼になって探していたジャケットに似た品が吊ってある。
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先週か先々週に会った時に私がこれを探していると言ったから、倉庫から見つけて来てくれたらしい!フランス軍のバイク部隊が着用していたMotocyclisteジャケット、M36(1936年モデル)。探していたのは1938年版のM38だけれど、それはM36の存在を知らなかったからでもある。
訂正追記 : この時買ったのはまさにM38。何人かのプロに訊き、最近入手した専門誌の説明でも確認。GはたまにM〇〇というモデル名の数字の部分を間違えるので、混同したんだと思う。
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この襟元のチン・ストラップを留めて着た姿が最高に良い。マルタン・マルジェラがインスピレーションを得たことで有名な、日本の軍物古着好きの間では伝説的扱いのモーターサイクル・ジャケット。
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背中側の切り替えも良い。私には若干大きめだけれど、ラグラン袖なので肩が少々内側に入ってもあまり違和感はない、袖は折っても素敵だし。ポケットの破れは補修済み(アイロンで貼るタイプの布で)、ベークライト製のボタンが数個欠けているので、これから気長に探す。

ところでこの日、Gに会えたら時代を特定してもらおうと着ていったフランス軍の作業着(戦前の軍の作業着、という事しか分からないまま最近買った品。大きめのRF炎マークのスタンプが袖に付いていたのだが、洗濯したら消えてしまった)。
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Garde républicaine(フランス共和国親衛隊)の作業着だろう、とG。鈍い灰色の金属製ボタン(錫?)が無刻印なので、戦後の品だそう(1947年とかその辺り?)。戦前までに作られた軍用衣類のボタンには、Équipement militaireの文字が必ずあるのだという。さすが元潜水艦乗組員のG、何でも知っていて勉強になる。共和国親衛隊騎兵隊の作業着だとしたら、厩舎で馬の世話をする際なんかに着ていたんだろうな。