パリ3区(rue de Bretagne)のブロカント | 2012/05 後編

3区のブロカントに前日行ったものの、急ぎ足で全てのスタンド前を「通過」したという感じが拭えず(午後から予定があったので)… 不完全燃焼を解消すべく、再訪問。タイミングよく友人Jさんより「今日行こうかと思うんだけど!」というSMS、区役所前の軽食屋台で買ったトゥールーズ風ソーセージ入りのサンドイッチを齧りながら、公園で彼女の到着を待つ。

Jさんと言えば、私に「バスク熱」をジワジワと仕込んだ張本人。到着の電話を受けて合流した時には、既に布屋のスタンドでバスクのテーブルクロスを広げていた。
IMG_3353.jpg
初めて手に入れたバスクの布。中央と右端は布巾で、左端は食卓用ナフキン6枚セット。詳しいJさんに色々教えてもらいながら選ぶのは楽しい。
IMG_3354.jpg
地の織り模様の美しさに感動。こんなに手の込んだ織物を日常使いするなんて、バスク人、素敵だ…
IMG_3355.jpg
19世紀製の木箱に、17世紀の模様(Cubes sans fondというらしい。Astier de Villatteの作るノートの模様と同じ。これ大好き)が描かれた、Grand Coffret Ravenne(ラヴェンナの手箱)という名付けられた品。しばらく見惚れていると、熱心に商品説明を始める30歳位の男性2名。彼ら、古いオブジェや家具などをブロカントで見つけては、それぞれに合った模様や塗りを施して売っているのだそう。技法にも拘り、この箱の場合は、テンペラ画技法で結構な時間をかけて塗られている。「まるで元からその佇まいであったかのように」自然に古びた感じを表現するのがポリシーで、角の刷れたような色落ち加減や、まるで日焼けしたかのような色遣いにセンスを感じる。
IMG_3356.jpg
ブロカントの変化球、これはいい出会い。

それにしても、センスのいい友人と一緒に巡るブロカントは、いつもの3倍楽しい。