昔のジャム瓶の相棒

冬真っ盛りだった頃のある日、お手洗いを借りたくてPrintempsデパートのNation支店へ寄った時のこと。エスカレーター横の雑貨店が気になって、入ってみた。

昔のオブジェを復刻した雑貨を売る店。
ワイヤー製の水切りカゴだとか、カフェオレボウルだとか、素人目には昔のものだと思ってしまいそうな雑貨がたくさん。

ふと目を引いたのが、布製のドアノブカバーのような物体。これはもしや… と思いレジで訊いてみたら、ビンゴ!

昔のジャム瓶用の蓋である。

刺繍はイチゴとアンズの2種類あって、イチゴの絵の方を1個だけ買った。
帰宅して早速、数あるジャム瓶の中からサイズが合いそうなのを選んでかぶせてみたら、ぴったり。

ビニールで裏打ちがしてあるので、まるでラップをかけたように密封できる。昔、実際に使われていた布の蓋は、ロウを塗った麻布だったと聞いたような記憶。