パリ11区(Bd. Richard-Lenoir)のブロカント | 2012/02

先週末のパリ11区のブロカント。

1930年代製、底が平らなアルミ製のレードル。
こんな形のレードルは初めて見た。

Sarregueminesの花形リムのソーサーを4枚。

このソーサー、最初は1枚だけ購入。
売り主の男性に「え、1個しかいらないの?」と言われて「ちょうど1個だけ足りないから」と答えると、バラ売りしてくれた。以前に買ったカップ&ソーサーの、足りなかった最後の1枚が手に入った、とよろこんで帰宅。

いざ持っている物と比べてみたら… 大きさが微妙に違う!?カップの底の直径は、新入りのソーサーにピッタリはまる。元々持っている3枚だと、ぐらぐら動く… ということは、足りていなかったのは1枚じゃなくて、4枚全部だ!

さっさと靴を履き直し、再び11区に向かう。
ソーサーだけ買う人などいないだろうし売れ残っているはずと思いつつ、なんとなく早足に。売り主に再会、残り3枚を無事に買う事が出来てホッとする(1枚しか要らないって言ってたのに変な奴…という視線は感じた)。

なぜこんな微妙なサイズ展開なのだ、Sarreguemines。
右側のが今回手に入れたぴったりサイズ。
奥のは微妙にグラグラするが今まで正しいと思っていたもの(セットで買ったし)。
手前のは、奥のと同じだと早とちりで買い足したもの… 気付けばソーサー長者。それぞれに合うカップは、この先見つかるのか?

3年近く探して、やっと遭遇のVinaigrier(ヴィネグリエ。お酢を作る瓶)。
注ぎ口が濡れているのは直前まで浸水していたゆえ。文句無しの良品、というか未使用品。

すぐには買わずに1度スタンドを離れ、ネットで現行品のデザインと価格帯を調べると… けっこう高い、ヴィネグリエ。しかも現行品で気に入るデザインのものがまったくないので、これを購入した。

これでも小さい方で、3リットル用(上部3割は空気分として空ける、満タンにしてはいけない)。繊細な曲線づかいの持ち手と、作り粗い蓋のアンバランスさが不思議。

30年くらい前の物だろうと売り主の男性は言うが、この蓋の感じからは、もう少し古い気がする。

味噌に続き、酢作りにも手を染めるのか、私は。
酢を作り始めるには、有機栽培の葡萄で作った無添加かつ非殺菌の酢が必要なのだが、その辺のビオの店では簡単に見つからない。困った。もしくは、酢を手作りしている人からmoût(発酵前の葡萄絞り汁)を分けてもらうか。

2 Comments

流石☆いったん帰宅後再度出向く!流石です!!!そして状態も良くってきれいなライン♡
しかしそれよりなにより目を魅いたのがこちらの瓶 すてきです!わぁ~さわってみたい~眺めたい~です。
そして。。。
アルミのお玉!何個お持ちなんですか!?(笑)
今回も楽しく拝見させて頂きました~♪

白の瓶は、なんだかつるっとしていて生きているようで、不思議なオブジェです。ちゃんとこれでお酢を作らなければ…!
アルミのお玉は、いくつ持っているのだろう…と改めて数えたら、これで6個目、ままごとサイズが2個、アルミじゃない金属のが3個、でした~(笑)
台所に鈴なり状態です。

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