パリ11区(Bd. Richard-Lenoir)のブロカント | 2016/02

週初めに「すごくいい品が入ったよ!ぜったい好きだと思うよ!」と、うれしい電話をくれていたG氏のスタンドを目指して、午前中には到着。

さっそく見つけて挨拶したら、少し元気がない。
なんと、早朝の品出し準備中に一瞬だけ背中を向けたすきに、件の品は盗難にあったらしい!

1915年だかのスタンプ入りの、フランス軍砲兵の作業着上下。「薄いグレーの麻で、将校襟(スタンドカラー)で、背中にダーツがあってすごくカッコいいんだよ!」と電話で聞いて以来、画像検索して「これかな、それともこっちのタイプかな?」とワクワクしていただけに、がっくり。

でも、一番気の毒なのは、盗難被害に遭ったG氏である。
軍物スタンドってこういう盗難が多いらしい。マニアが早起きして盗むほどにレアな品だったってことは理解した。

お目当ての品が消えてしまったので私は何も買えなかったが、夫はジャケットを2着購入。
アメリカ軍M-65フィールドジャケットの1975年製と、フランス軍のジャケットTTA47-52(1947年モデルが1952年に改訂されたもの)。

M-65のヴィンテージでサイズが合うものは稀少、いいのが見つかって良かったね。
半月前にもアメリカ軍のM-43を買っていたから、ジャケット長者みたいになっている。

もう1軒の別の軍物スタンドでは、海軍のコットン製セーラーシャツを見つけた。
白い身頃に青い襟のデザインはずっと探していたので、迷わず買う。
1968年製のスタンプがあり、元の持ち主の名前らしき文字が手書きされている。

フランスの郵便局La Posteの郵便物集荷袋。
家庭の不要物を一掃したい様子の、個人出店のスタンドで見つけた。

1950年から1970年頃の物だと言われたが、調べてみるとこれは、1960年から1977年まで使用されたタイプのロゴ。
4年ほど前に買った郵便袋は1984年以降に使われていたもので、生地もやや薄くて、洗練された感じだった。


内側にも正位置でロゴがついていて、縫い代もリバーシブル仕様。

真っ黒だったので1度洗濯した。
サビの跡は落ちないけれど、これはこれで、古い物の味わい。
何に使うのかと訊かれると答えに困るのだが、郵便局とか鉄道の業務用品が好きなんだ… いつか築300年の大きな農家に住む日が来たら、台所の壁に吊るして、ジャガイモとか玉ねぎでも入れて使おうかな。