パリ13区(Bd. Auguste-Blanqui)のブロカント

期待値が大きすぎて不完全燃焼だったBeynesを後に、パリ13区のブロカントへ。Place d’Italie駅ではなくて、メトロCorvisartとGlacière駅の間の高架下での開催。

気温がすっかり上がって蒸し暑いので、集中力25%くらいで適当に見て歩く。
4列平行に並ぶスタンドの真ん中を歩きながら、右2列と左2列をまとめて遠目にチェック。幼少時からずっと遠視気味なので可能なワザである。

疲れていようが遠目であろうが、いいものはピカっと輝いて見えるもの。
何かが見えた、と思った方へ近づくと、素敵なキャニスターが並んでいた!

6個セットが完全な状態で残っているキャニスターを、本当に初めて見た。
たいていは数が欠けているか、数はそろっていても蓋が割れていたりするのだ。
このトケイソウのような模様も素敵だな。

大きい方から順に、
SUCRE(砂糖)
FARINE(小麦粉、米粉、蕎麦粉などの粉類)
CAFE(コーヒー)
THE(お茶)
POIVRE(コショウ)
EPICES(スパイス)

1920年代のもので、売り主の40代くらいの女性の、曾祖母の持ち物だったとか。
言われてみれば、花模様の上の横線が、アール・デコっぽい。

Digoin & Sarregueminesの、菱形のままごと用ラヴィエ(オードヴル皿)。
年配の女性が地面に並べて売っていた小物の中にあった。

奥に写っているのは、前日の土曜日にBeynesで買った、青い花模様の深皿。
Creil & MontereauのPrimevèreというシリーズで、1920年以前の製造。
当時の職人の高い技術を示す、繊細な絵付けだ。

2 Comments

こんにちは!すごい~!たしかに6個揃ったものって見た事ないかもです。
いつもステキな品々♡ブロカント巡りホントに楽しそうです~。。。う、うらやますぃいぃ。。。♪

こんにちは!
6個揃って、しかも殆どヒビもないので、幻かと思いました(笑)
知らない人と色々話すのが意外と楽しいです、ブロカント。社交性が身に付く気さえしてきます。そうそう、ベンヌの木の道具の売り手の男性とは、トロワの道具博物館の話で盛り上がったりしましたよ…

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