Suresnesのブロカント

聖霊降臨の祝日で、3連休の週末。

土曜日は、朝からパリ20区(Bd. Ménilmontant)に出かけた… が、何も買わず。

物足りないので、12区(Cours de Vincennes)に移動。でもそこには、ブロカントの影も形もなかった。

近くにいた子供づれの女性が「Cours de Vincennesで土曜日って書いてあったのに、ブロカントないんだけど!」と携帯電話で話すのが聞こえた。被害者は私だけじゃなかった。


日曜日。
La Défense駅からトラムT2線で、パリ西郊外のSuresnesへ。「ここは前に来たことがあるような…」と思ったら、そうだ、2006年秋にディープインパクト@パリの凱旋門賞を、ロンシャン競馬場に見に行った時に通った道だ。

徒歩7-8分で到着。狭い道に買い物カートとベビーカーを押す人があふれて、ギュウギュウに混雑した地域バザー。

この日の収穫は、

草花モチーフが素朴な、カップ&ソーサー。
紙かと思うような軽い質感がおもしろい。ハンドルの形もカクカクしていて風変わりだ。

Digoinのラムカン(オーブン用の耐熱容器)。カラフルながら子供っぽくはない色味が、いかにもフランスらしいセンスだ。

口が広がったジャム瓶。この形のはまだ1個も持っていなくて、ずっと探していた。みごとにあちこちが曲がった姿。


続いて、トラムT2線で数駅下ったSèvresへ。かの有名なセーヴル焼きの町でもあるし、期待値大で訪れた… が、300近くあったスタンドの殆どが子供服と縫いぐるみと玩具という、ちょっとがっかりなブロカントだった。

ここで買ったのは、古いイタリアの切手の束を3つ。
各束それぞれが全て同じデザインの使用済み切手で、几帳面にまとめてあるのがおもしろい。

この後、パリの中華街で餃子を食べ、次なる目的地へ。