Saint-Germain-en-Layeのブロカント

5月1日はメーデーの祝日で、おおかたの店舗と施設が休業。
かたやブロカントはあちこちで花盛りの日、パリを旅行中のTさん夫妻を案内することに。パリ西郊外の町、Saint-Germain-en-Layeへ向かう。

駅に着いたものの、道が少々複雑で、進むべき方向がなかなか定まらない。
携帯電話の電波が微弱でグーグルマップも使えず… 20分ほど右往左往、結局Tさんの旦那さんの方向感覚が一番正確そうなので、彼に道案内をしてもらうことに。ちっとも使えない在住者で、かたじけない。

急な坂道を転がるように下りながら、「これ、帰りは上るんだよな…」とそれぞれに思っていた道中。

5月1日はスズランの花を贈り合う日でもあり、あちこちにスズラン売りのスタンドがある。路上駐車の台数がみるみる増えていくので、目的地が近いことを知る。

到着してみると、小学校の駐車場内での開催で、これなら3人とも迷子にならないねと安心。

ブロカント魂に火がついたTさんは、鋳物の鍋や陶器やガラスのオーブン皿など、重たいものばかりを買っている。とにかくたくさん買っていくので、旦那さんもびっくり。幸いにもホテルが郵便局の向かい側なので、帰国前に別送品を送ったもよう。

会場で焼きたてのメルゲーズとシポラタのサンドイッチを食べ(2,5ユーロ)、心臓破りの坂道を上り切り、駅まで戻る。

お手洗いを借りたくて、お城の中へ。国立美術館でもあるこの城が、なぜか祝日にも開館しているのは不思議。

正面に見えるのはチャペル。ここの中庭の景色には、来るたびに感動する。
興奮したTさんは、

こんな体勢で撮影に励んでいた。

さて、この日の私の収穫。

Danoneのヨーグルト容器を2個。

1940年代製造のジャム瓶。

Mailleのマスタード瓶

いい感じにくたびれた、調理用の木製の匙。

カップ4客は、すべて同じスタンドで見つけた。
右の2つがDigoin、左の2つは不明。

売り主の夫婦はカップコレクターだったらしい。地面に置かれた箱の中に数えきれないほどのカップが積まれていたのを、Tさんの旦那さんが見つけて教えてくれた。

4 Comments

この日は大変お世話になりました。ブロカント魂メラメラでしたよお。€1になれすぎて€3以上だと高く感じてしまうマジックにもかかってしまいました。主人が見つけたBoxのなかのカップには夢中になってしまいましたね。
お城に感激して撮った写真はガーゴイルの飛び出してる感じがステキに撮れましたよ。

私の方こそ、楽しかった!10年以上ぶりの再会をブロカントでとは、夢にも思わなかった~!
方向感覚抜群のご主人のお陰で、ちゃんと行って帰って来れたし(^_^)
掘り出し物がいっぱい見つかって良かったですね。壊れずに届いたようだしなにより。
写真、いつか見せてくださいね~

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