元旦の食事 | 2015

日本を遠く離れて暮らしながらも、きちんとおせち料理を拵える日本人が多いのだな、とSNSの投稿を眺めてぼんやり感心。

形だけでもなんとなく御節料理っぽいことがしたいなと思い、2年前に日本の骨董屋で買ったお膳を引っ張り出す。ブロカントで地道に集めた、ままごと用の皿を小皿に使えばいい。

緻密な多色の手描き模様が美しい、19世紀のGienの皿4枚。
他には、白地に青のイチジクの木が線描きされた皿、Créil et MontereauのJaponシリーズの蓋付き椀(本来はフォアグラ用の器)、白無地の卵立て、ガラス製の脚付き果物皿も動員。全て19世紀のもので、卵立て以外はままごと用の食器。

真上から時計回りに、

パルマのプロシュート生ハム
牛肉のサラダ(La Grande Epicerie de Paris内の肉屋の惣菜)
温泉卵(オーブンで作った)
生イチジクに、フォアグラ、洋梨の赤ワイン酢コンフィ載せ(これは我ながら素晴らしい閃きだった。しかし季節外れの輸入イチジクは高い、小さいの2個で4ユーロ強!)
薄切りのカラスミとセロリ、レモン汁とオリーブオイル掛け
アボカドとKiriチーズとレモン汁を混ぜたクリームにイクラ載せ
山羊チーズを巻いたブリックをフライパンで焼き、蜂蜜を絡めたサモサ
スコットランド産の鮭フィレど真ん中

ほとんど、買った物を切って並べただけ。いいのだ、年末年始の御馳走とは即ち、こういうものなのだ。

ところでこのお膳、床に座って食事するわけにもいかないので、食卓の上にそのまま置いた。昔の人が見たらびっくりすると思う。