Le Vésinetとパリ12区(Bd.Reuilly)のブロカント

土曜日に最初に行こうとしていた、パリ西郊外のBennecourtという村。

5時半に起床し、片道2時間以上の道のりの乗り換え手順を確認しているうちに、帰りの電車が異常に少ないということに気づく。自宅から106kmの彼方、行きはヨイヨイ帰りはコワイ… やっぱり行き先を変更。

RERのA線で、Le Vésinet Centre駅へ。
このあたりは2度ほど訪れたことがあるので、町の様子は知っている。

大きな庭付きの邸宅だらけ。門扉から玄関までの遠いこと…

素敵な水辺の遊歩道もある。

肝心のブロカントはというと、当てが少々外れた感じ。
1時間弱で見終わってしまい、昼食には早すぎる。ならばもう1カ所ハシゴだ!

 

パリに戻り、メトロ8番線に乗り換えて、12区のReuilly大通りへ。
ここのブロカントは意外に面白かった。ずっと欲しかったものを破格で手に入れたり、知っている人にばったり遭ったり、めずらしいカリブ&アフリカ料理の屋台が来ていたり。

カレーのおいしいにおいに我慢できず、カリブ&アフリカ料理の屋台でサンドイッチを買って、道ばたでかじりつく。

3,5ユーロとは思えないボリュームで、具の挽肉カレーがめちゃくちゃおいしい!
あまりのおいしさに感動して、夕食もここのカレーに決定!
サンドイッチを食べ終えてすぐに屋台に戻り、再び列について順番待ち。

7-8人の客がならぶ中、女性店主はお客さんとの会話が大好きで、ずっと喋っている。
彼女の夫らしき男性は、スローモーションかと思うくらい動きがゆっくりで、列はいっこうに進まず。

そうこうしているうちに、ならぶ客がどんどん増えて、さらに行列は延びていた。
私の後にいた女性が苦笑いで一言、「アフリカ時間だわねぇ」。

行列をとにかく嫌うパリジャンをおとなしくならばせるとは、何もかもがきっとおいしいはず。夕飯用に、鶏&レモングラス&ココナツのカレーを1パック(12,50ユーロ)購入。
3人前はあると言われたけれど、2人でぺろっと食べた、めちゃくちゃおいしかった。

ところで、この屋台の1種類しかないサンドイッチの名は「Aller-retour」。
サンドイッチの名前に「往復」とは、妙だなと思って訊いてみた。

具の挽肉カレーは店主独自のレシピで、最初は特に名前はなかった。
ところが面白いことに、サンドイッチを食べた客が皆、あっと言う間に戻って来て、他のカレーを買ったり、さらにもう1度サンドイッチを買ったりする… だから「往復」という名のサンドイッチになったというわけ。
まさにその「往復」を、今やってしまったのだから、うなずくしかない。